周辺情報
岡山県を代表する景勝地。1923年に国の名勝に指定されています。
総社市と吉備中央町にまたがる槇谷川の上流にあり、中天にそびえ立つ天柱山とそれを取り巻くいくつもの奇岩絶壁が、ダイナミックな岩石美を創り上げています。季節ごとの新緑・蛍・紅葉と、渓谷をうるおす清流とが織りなす壮大な自然美を堪能するべく、多くの人が訪れます。
全長は600mと小規模ですが、花崗岩の年代の古さと風化や浸食された奇岩・奇峰が連続する様子は全国に例がないといわれており、目を見張ります。天柱山は高さ330mを誇り、他に剣峰、雲梯山などの絶壁や石柱が群立しています。
天柱山直下の岩盤には、江戸時代後期に書家の武元登々庵(備前国和気郡の医師 / 頼山陽の開いた塾で学ぶ)書による、「天柱」の文字が刻まれています。
- 駐車場/無料 普通車75台、バス3台
- 岡山総社ICから車45分
- JR豪渓駅から車20分
5月 若葉 モミジや広葉樹が新緑に萌える季節です。涼やかな清流のしたたる水音を聞けば、爽やかに心洗われます。
6月 蛍 清流沿いに蛍の群舞を見ることができます。乱舞する様はたいそう幻想的で、見る者の心を奪います。
11月 紅葉 渓谷を彩る錦色の紅葉と奇岩大岩の独特の様子、合間を流れる清らかな水の流れが調和し見事です。目にも鮮やかな自然美に驚嘆します。