豪渓寺について
宗派は真言宗醍醐派(総本山 醍醐派 三宝院)です。
豪渓寺のご本尊は、天柱山大権現、大日大聖不動明王(総寸3m、平成21年11月に開眼されました。)で本堂に祀られています。天柱山は修験道の修行の山と言われており、山中には諸天善神が祀られています。
大日大聖不動明王
じんべんさま
弘法大師さま
豪渓寺は、江戸後期から明治の始め頃、愛媛県の行者であった僧、増真が遙照山、美作後山などで修行を重ね、豪渓の天柱山麓に蔵王堂を建立したのが始まりで、天柱山一帯に鎖の行場、梯子の行場を作り修行道場としました。布教も熱心で登拝の講社が備中地区、塩飽諸島、淡路島にも及んだと伝えられ、現在は、真言宗醍醐派に属し、備中南部一円に信者を多く擁し布教に努めています。
天柱山
登山禁止
大日大聖不動明王の
ご開眼の様子
※天柱山は山の崩壊が進み危険なので現在は登山禁止の標識がだされています。
本堂には護摩壇が荘厳されており、毎月第三日曜日には、護摩壇が行われ、参拝者の諸願成就祈願が行われます。
紫灯護摩道場には、不動明王が祀られ、ここでは、新年に紫灯護摩が焚かれ、新年初頭の法要が行われます。毎年、多くの参拝者で賑わいます。
新年法要のようす
紫灯護摩(さいとうごま)
道場の不動明王さま